
概要
オウンドメディア記事制作を主たる事業としていたスタートアップの新規事業・プロダクトの立ち上げを実行。記事以外のWebコンテンツ制作(メールマーケティング、記事制作、ホームページ改修、リーフレット制作など)のパッケージ化、コンテンツ制作よりも上流工程(市場調査、競合分析、ターゲット選定、施策の選定など)をサポートするコンサルティングサービスのパッケージ化を実現。収益の多角化と利益率の向上により、約2年間で年間売上の300%アップを達成。
期間
2014年06月〜2016年12月
背景
・記事制作の既存顧客を中心に「別の種類のWebコンテンツは作れないか?」といった相談を受けることが多くなっていた。
・コンテンツ制作は代理店の下請け業務という性質が強く、利益率が低かったため、利益率の高い新たなサービスが必要とされていた。
課題
・マーケティングの上流工程(戦略設計段階)から、下流工程(デザイン・制作などの実作業段階)までシームレスにつながるようなサービスラインナップを用意する必要があった。
・ブランディングやターゲット選定など、上流工程の最初の段階は常に共通だが、下流工程に移るに従い、制作するコンテンツの種類によって必要となる作業に違いが生じてくる。
取り組み
・制作するコンテンツの種類によらず、横断的に使用できる工程フローチャート・WBS(ワークブレークダウンストラクチャー)を作成
・各工程のアウトプットを定型化
・各工程ごとに必要工数を見積り、会社概要・サービス紹介・営業提案資料などに反映
結果
・オウンドメディア記事制作以外の「Webコンテンツ制作サービス」のプロダクト化に成功
→既存顧客からの打診に応える受け身のスタイルではなく、アウトバウンドな提案が可能に。
・上流工程のコンサルティングを行う「マーケティング戦略設計支援」のプロダクト化に成功
→コンテンツ制作よりも利益率の高いコンサルティング事業をスタート。
・2014~2016年にかけて年間売上の3倍増を達成。
取り組みのアウトプット
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